surgical information
陰核包皮切除術は、過剰な陰核包皮を切除し、クリトリスを適度に露出させる手術です。
この手術により、衛生状態の改善や性感の向上、見た目の改善が期待できます。
陰核包皮(いんかくほうひ)は、クリトリス(陰核)を覆っている皮膚のひだで、男性の包皮に相当する部分です。
包皮が厚く長い場合、クリトリスが常に覆われた状態となり、包皮の下に垢が溜まりやすくニオイや炎症の原因になったり、性交時に刺激が伝わりにくくなることがあります。
通常陰核は、小児頃の包皮に覆われている状態から、成長するにつれて徐々に皮がむけていき、常に陰核が3分の1〜3分の2くらい見える状態になります。
何らかの理由により包皮に覆われたままの状態がクリトリス包茎です。
また、包皮と小陰唇は繋がっています。そして、小陰唇が大きい場合、包皮も余っている傾向があります。
したがって、小陰唇肥大の方にはクリトリス包茎を併発している可能性が高くあります。
同時に治療することで、より見た目的な変化などの効果を得やすくなります。
また、手で包皮をむいて陰核が露出する場合は「仮性包茎」、手でむけないあるいはむいても陰核が露出しない場合は「真性包茎」に分類されます。
医師が状態を確認し、最適な治療方法を提案します。
局所麻酔または静脈麻酔下で行い、30〜60分程度で終了します。
高周波メスを使用して余剰組織の切除を行います。
通常のメスを使用する場合に比べて出血が少なく済みます。
吸収糸で切除部分を縫合し、丁寧に仕上げます。
施術後の状態を確認し、アフターケアの説明を受けます。
腫れや出血が生じることがあります。生理用のナプキンをご使用ください。
痛みが強い場合は、痛み止めを内服してください。
シャワー、長時間の歩行、飲酒はお控えください。
術後1週間は、ガードルでの固定が必要となります。
腫れや内出血がピークに達することがあります。
シャワーは翌日から可能です。
患部は優しく洗浄し、清潔に保ってください。
術後検診 ※抜糸が必要な方は、抜糸の処置を行います。
入浴が可能となります。
運動、サウナ、自転車・バイクの乗車が可能となります。
性交渉が可能となります。
【時間】午前 9:30~12:30 午後 14:30~18:00
【休診日】 木・日・祝日