当院ではアトピー性皮膚炎・湿疹・じんましん・ニキビ・水虫などの皮膚科疾患、皮膚のできもの、やけど、顔のケガや傷跡などの形成外科疾患にも対応しております。また保険外となりますがレーザー治療、ピーリング、イオン導入などの美容皮膚科にも取り組んでおりますので、美しい皮膚のケアにも対応いたします。あらゆる皮膚のトラブルに対応しておりますので、皮膚に関する悩みがありましたら、いつでもご相談下さい。また、分かりやすく丁寧な説明を心掛けていますので、遠慮なくご質問ください。
アトピー性皮膚炎は、痒みを伴う湿疹病変の慢性湿疹です。
肘窩や膝窩や後頚部に皮疹が好発しますが、顔や手足だけといった場合もあり千差万別です。アトピー素因といわれる体質的なものが多くみられますが、他にも、ホコリやダニなど環境要因や精神的なストレスが複合的に関与して生じます。
当院では、個々の患者様の症状、ライフスタイルに対応した検査、治療方法を患者様と相談しながら選択します。
イボは、皮膚の傷から侵入したヒト乳頭腫に感染しておこる疾患です。人から人へ、また自分の皮膚の別の場所にうつります。ヒト乳頭腫ウイルスにはたくさんの種類があり、イボの形や性質、できやすい部位などに違いがありイボの種類によって治療法が異なります。
水イボは伝染性軟属腫という、ウイルスでうつる病気で掻くと広がります。子供同士はうつしあいますが、大人はこのウイルスに対する免疫力をもっているため伝染してしまう方は少ないです。肌と肌の接触で伝染します。ピンセットで摘まみ取る治療が最も一般的ですが、痛みを伴うのが欠点です。一度とっても潜伏期が1~2ケ月あり、また発症する可能性があります。そのため改善するまでには数ヶ月程度はかかることが多く治療を継続できるよう相談して決めます。
思春期に多くみられる皮膚病ですが、ニキビ痕を残してしまうことのないよう、思春期から積極的に治療することが推奨されるようになりました。
多くの外用薬・内服薬が保険診療で使えるようになり、多くの自治体で中学生までの医療費補助が拡充してきており、比較的安価に治療が受けられる環境が整ってきました。
大人のニキビは、男性ホルモンの関与、ストレス、不規則な生活、夜更かし、便秘、化粧品など、さまざまな要因が関与している場合が多いです。
特に女性は月経周期で寛解増悪を繰り返します。
症状によりレーザー治療などの自費診療を併用する場合もあります。 一度ご相談下さい。
保険診療でアプローチしても効果が見られず、大きなニキビを多数つくり、治療しても治らない頑固なニキビ、または治った後のニキビ跡も大きく目立ってしまうような重症型のニキビを「集簇性ざ瘡」といいます。そのようなニキビには「イソトレチノイン治療」を選択肢としてご提案しております。
帯状疱疹の症状の大きな特徴は、その皮疹の出現する範囲と痛みを伴うことです。
水ぼうそうのウイルスは治癒した後も神経節に潜んでいます。元気な時は自然免疫で抑え込んでいますが、体調不良や睡眠不足、強いストレスを感じている時、高齢で免疫機能が低下してくると、抑えきれなくなった水ぼうそうのウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症します。
身体の左右どちらか片側に帯状に赤い斑や小型の水ぶくれがまとまって出現して増えてきます。一般的に身体の中心線をまたいで両側に出ることはありません。痛みが先行してその後に皮疹が出現することが多く、また自覚症状もはじめは痛みより痒みが優位であることがあります。
治療は、抗ウイルス剤の内服が効果的ですが、ご高齢の方は合併症のリスクが高いので、より専門的な治療をお勧めすることがあります。
粉瘤は、アテロームや表皮囊腫とも呼ばれ、皮膚の下に角質が溜まった袋(囊腫)を形成がされたものです。皮膚の下から盛り上がったできもので、できものを押すと真ん中に毛穴の臍から中の角質が出てくることもあります。大きなニキビのようなもので、でき始めは小さいできものですが、時間とともに大きくなり体中どこにでもできます。ニキビが腫れるのと同じように、しばし炎症を起こして腫れることがあります。
悪性の可能性は低いので、患部が小さい場合や、痛みなどの自覚症状の無い場合は経過観察をすることもありますが、小さな穴から摘出できる程度の大きさの粉瘤にはくり抜き法、それ以外にはメスを使った切除縫縮を行います。
その他、皮膚に関するトラブル・悩みは、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
【時間】午前 9:30~12:30 午後 14:30~18:00
【休診日】土曜午後(不定期)・木・日・祝日