イソトレチノイン治療

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イソトレチノインのご案内

Treatment information

大きく目立ってしまうような重症型のニキビに「イソトレチノイン治療」を選択肢としてご提案しております

このような方にオススメ

  • いろんな治療をしたがニキビが完治しない方
  • ニキビが身体にも出来る方
  • 2ヶ月以上ニキビが続いてる方
  • 炎症性ニキビができる方
  • 重症型ニキビを鎮静させたい方に
  • ニキビ痕になってしまうニキビができる方

ニキビ治療はまず、保険診療からスタートします。
ニキビ治療が初めての方、ニキビができる原因や保険診療については「ニキビ治療」をご覧ください。
しかし、保険診療でアプローチしても効果が見られず、大きなニキビを多数つくり、治療しても治らない頑固なニキビ、または治った後のニキビ跡も大きく目立ってしまうような重症型のニキビを「集簇性ざ瘡」といいます。そのようなニキビには「イソトレチノイン治療」を選択肢としてご提案しております。

イソトレチノイン治療はとても効果的ですが、大きな副作用が生じる場合があるため、リスクをしっかりと理解して治療に臨みましょう。

イソトレチノインとは
Cause

イソトレチノインは「レチノイド」と呼ばれるビタミンA誘導体を含む内服薬です。
日本では未承認の治療薬ですが、1980年代にFDAで認可され、有効性、安全性が確認されているニキビの世界標準治療薬です。
FDAでは認可されているものの、日本では未承認ですので、医師の監督下で治療を行う必要があります。

イソトレチノインの作用
Action


イソトレチノインにはニキビの原因となる、皮脂の過剰な分泌を軽減する作用と皮脂腺の縮小、毛穴詰まりを防ぎ、抗炎症効果があります。
ニキビは皮脂の過剰分泌、毛穴のつまりが原因で出来てしまうので、イソトレチノインの強い作用により、重症型ニキビに強い効果が見られます。

イソトレチノインはニキビ治療薬の中で唯一
・長期でニキビを繰り返さなくて済む
・重症、炎症性ニキビにも効果が期待できる

とされています。

通常のニキビ治療では、ニキビが治っでも再発してしまうということも多いかと思いますが、イソトレチノインは治療後に長期間にわたり、再発を抑えることができ、約6割程度の方が完治されます。

元々重症のニキビに対して使われることが多かったのですが、近年では中等度の何度も繰り返すニキビ、それ以外の治療で効果のないニキビ、ニキビ痕になりやすい方にも使われることが多くなりました。

服用方法
How to take

1日2回、食後の服用となります。
ほとんどの患者様は0.5mg〜1.0mg/日で、最大推奨量が2.0mg/kg/日になります。
治療期間は16~24週間になります。ほとんどの場合一回の治療期間で十分で、治療後8週間ほどまで効果が見られます。
8週間以上治療を行わなかった後に持続性ニキビが出来たりや再発が確実な場合、2回目の治療を開始します。
治療し始めの数週間、ニキビが悪化する場合がありますが、治療を続けることで改善していきます。

イソトレチノインを使用出来ない方
those who cannot use

  • 妊娠中、授乳中の場合
  • 妊娠している可能性がある場合
  • 妊娠の計画がある場合

この薬は胎児に深刻な害を及ぼす可能性があります。(この薬は「催奇性」であることが知られています。)
胎児の脳、顔、耳、目、心臓、及びいくつかの腺(胸腺及び副甲状腺)に深刻な異常を引き起こす可能性があります。
また、流産のリスクも高まります。
これは、イソトレチノインを妊娠中に短期間のみ服用した場合でも発生する可能性があります。
女性はイソトレチノインの使用前、使用中、使用後に効果的な避妊を行ってください。

  • 大豆またはイソトレチノインのいずれか賦形剤のアレルギー(過敏症)がある場合。
  • 肝疾患がある方
  • 血中脂肪レベルが非常に高い場合(高コレステロールまたはトリグリセリドなど)
  • 体内にビタミンA値が非常に高い場合(高ビタミンA症)
  • 12歳未満の子供には使用しないでください。思春期に達した12歳以上の子供のみ使用してください。
  • テトラサイクリン(抗生物質の一種)で治療されている場合

副作用
side effects

イソトレチノインと精神症状の副作用について

イソトレチノインにはうつや自殺などの副作用の症例が報告されています。
FDAはエビデンスは無いものの可能性があるとしています。

一方、治療前と比べ、イソトレチノイン治療後にうつ病の有病率が低下する可能性も報告されております。

ニキビは外観的な問題から『悩み』に繋がり、心理的問題に影響しやすいです。 そのような患者様はイソトレチノイン治療によって、ニキビが改善され、心理的問題やうつ症状が改善していく場合もあります。

ごくまれな副作用と認識はしておりますが、当院では鬱や自殺企図のある患者様には、イソトレチノインの処方は避けております。

ですが、難治性のニキビで重症度が高い場合は、うつ症状の程度を総合的に判断し、患者様と保護者の同意を得た上で治療を行う場合もあります。一度ご相談ください。

うつ症状が無い方でも、治療中に精神的な副作用が起こった場合は、治療を中止することでほとんどの場合が改善されます。症状の増悪をしっかりと把握するために、保護者や周囲の方は注意深く患者様を観察することが必要になります。

その他の副作用

  • 唇、口腔内、鼻、眼、皮膚の乾燥
  • 鼻血
  • 骨、関節、筋肉の痛み
  • 疲労
  • 発疹、かゆみ
  • 頭痛
  • 日焼け
  • 眼疾患
  • 脱毛(一時的)
  • 肝機能低下
  • 嘔吐
  • 持続性の頭痛
  • 視覚障害
  • 貧血、立ちくらみ
    (個人差があります)

注意事項
matters to note

  • 服用1ヶ月前、服用中、服用後6ヶ月間は避妊をしっかりするようにしてください。
  • イソトレチノインを服用し忘れた場合、出来るだけ早く、飲み忘れた分を服用してください。
    ただし、次の服用時間が近い場合は、飲み忘れたカプセルはスキップしてください。忘れた分を補うために2回分を一気に使用しないでください。
  • 献血をしないでください。妊娠女性への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が及ぶ可能性があります。
  • 精神病やうつ病にかかったことがある方(これらの病気の薬を服用されている方は医師にご相談ください。)
  • イソトレチノインはドライアイ、コンタクトレンズ不耐症、夜間視力低下などの視力障害を引き起こす可能性があります。
  • 服用中は日焼けしやすくなっています。直射日光を避け、日焼けサロンは使用しないでください。日光に対してお肌が敏感になっています。外出する際は必ずSPF15以上の日焼け止めを使用してください。
  • イソトレチノインは肌を敏感にするので、脱毛、皮膚剥離(シミやほくろの除去)、レーザー治療(刺激や瘢痕の除去)は治療後、少なくても6ヶ月は行わないでください。これらの行為は瘢痕化、皮膚刺激、稀に皮膚の変色を起こす場合があります。
  • ビタミンA含有のサプリメントの服用はできません。
  • 重度のアナフィラキシー反応が出た場合、直ちに医師に相談するか、最寄りの救急へ相談ください。

スキンクリニック山本皮フ科形成・美容外科

スキンクリニック山本皮フ科
形成・美容外科

【時間】午前 9:30~12:30 午後 14:30~18:00
【休診日】土曜午後(不定期)・木・日・祝日