surgical information
小陰唇縮小術は、大陰唇の内側にある小陰唇の余分な部分を切除し、自然で美しい形に整える手術です。小陰唇は尿道口や膣を保護する役割がありますが、肥大や左右差があると、痛みや不快感の原因となることがあります。
女性の外性器は、主に大陰唇と小陰唇からなります。
ふっくらとした皮膚のひだ(膨らみ)を大陰唇、その内側にある薄いヒダを小陰唇といいます。
小陰唇は、陰核(クリトリス)を包むように上部で合流し、下部では尿道口と膣口を囲みます。
小陰唇は雑菌から膣を守る、尿の飛び散りを防ぐ、性交渉の際に陰茎を包み込むといった役割があります。
形や大きさは遺伝的な要素が強く、さらに個人差もあります。
加えて、引き伸ばすような物理的な刺激やアトピー性皮膚炎などの炎症、加齢、出産、ホルモンバランスの変化などが原因となり形や大きさが変化します。
ただし肥大が原因で、下着に擦れて痛みを感じる、蒸れや臭いが気になる、排尿時に飛び散る、性行為時に痛みを感じるなど、重度の場合は日常生活に支障をきたすこともあります。
医師が状態を確認し、最適な治療方法を提案します。
局所麻酔または静脈麻酔下で行い、30〜60分程度で終了します。
高周波メスを使用して余剰組織の切除を行います。
通常のメスを使用する場合に比べて出血が少なく済みます。
吸収糸で切除部分を縫合し、丁寧に仕上げます。
施術後の状態を確認し、アフターケアの説明を受けます。
腫れや出血が生じることがあります。生理用のナプキンをご使用ください。 痛みが強い場合は、痛み止めを内服してください。 シャワー、長時間の歩行、飲酒はお控えください。 術後1週間は、ガードルでの固定が必要となります。
腫れや内出血がピークに達することがあります。 シャワーは翌日から可能です。 患部は優しく洗浄し、清潔に保ってください。
術後検診 ※抜糸が必要な方は、抜糸の処置を行います。
入浴が可能となります。
運動、サウナ、自転車・バイクの乗車が可能となります。 性交渉が可能となります。
【時間】午前 9:30~12:30 午後 14:30~18:00
【休診日】 木・日・祝日