surgical information
眉下切開とは目元の印象は大きく変えずに、上まぶたのたるみを減らしたり、二重幅を広げ厚ぼったさを改善する手術です。
眉下リフトや上眼瞼リフトとも呼ばれています。特に目尻側のたるみをとるのには一番適した手術です。
まぶたのたるみを改善することによりすっきりと若々しい印象になります。
また、たるみが重い目元は目を開けていることに疲れを感じ、頭痛や肩こりの原因となることもあります。
20〜30代の方でもまぶたの厚ぼったさにお悩みの方や二重幅を自然と広げたい方、二重にはせずにすっきりさせたい方に適した施術です。
また上まぶたが分厚い方は、ROOFと呼ばれる眉下あたりの皮下脂肪も合わせて切除するとより効果的です。
加齢によりまばたきをする時に使う皮膚が重力に逆らえなくなり、たるんでしまいます。
また現代では若い方でもコンタクトレンズ、パソコンやスマートフォンの長時間使用、アイプチなどの二重のり、花粉症でよく目をこする方などまぶたに過剰に刺激を与えてしまうと若いうちからたるんできてしまいます。
目やまぶたを酷使したり刺激を与えることを減らすようにしましょう。
外部からの刺激に弱いのでゴシゴシ擦ってしまったり、アイプチやマッサージなどもたるませる原因のひとつとなります。
目周りや顔の筋肉を鍛えることもたるませない一つの方法です。
偽性眼瞼下垂とは、まぶたを開ける筋肉や腱膜には問題がなく黒目がしっかり見えているが、自然と目を細めて見ていたり、皮膚がたるんでいたり、眼が凹んでしまって一見まぶたが下がって見える状態のことをいいます。
眼瞼下垂について詳しくはこちらをお読みください。
●眉下切開
切り取るデザインを決め、局所麻酔をし、デザインに沿りながら切開します。
術後の傷が目立たないように丁寧に切開し眉下の厚い皮膚を切除します。
脂肪が多い場合はここで眼窩脂肪や皮下脂肪(ROOF)も切除します。
引き上げながら縫合するとたるんでいた上まぶたが引き上がります。
切り取るデザインを決め、切開します
眉毛の下の皮膚を切除し、脂肪が多い場合は脂肪も切除します
引き揚げながら縫合すると上瞼が引きあがります
眉のラインに沿って縫合するため傷跡は目立ちません
眉毛のラインに沿って切開していくので傷跡はほとんど目立ちません。
腫れは少なく、ダウンタイムも短めです。
眉毛の下一部分が一部なくなるので、眉毛が細くなったり目と眉の距離が近くなります。
手術時間は一時間程です。
●眉下切開+ROOF切除
ROOFとはまぶたの浅い部分にある皮下脂肪のことです。眉下のすぐ下を指で触るとふわふわしている脂肪がROOFです。
このROOFを切除することにより厚ぼったい見た目をよりすっきりと見せることが出来ます。
一重まぶたの方は二重ラインに沿って切開し、眼窩脂肪、ROOF切除をします。
二重まぶたの方は眉下切開と同じラインから切開することが可能です。
元々ROOF切除は単独で行われることは少なく、二重切開法や眉下切開と併用して行うことが多い手術です。
眉下に黒色の糸が付きます。
目の周りや白目に内出血を起こすことが多いですが、約1〜2週間で吸収されていきます。
大まかな腫れ、赤みなどの症状は3〜5日ほどで徐々に引いていきます。
傷跡は1ヶ月程は赤みがありますが、徐々に目立ちにくくなります。
アイメイク以外は当日から可能です。
シャワーは浴びられますが当日は目を濡らさないようにしてください。
入眠時は枕を高くして寝て頂くと腫れの軽減になります。また日中もなるべく頭を上げている方が腫れがひきやすいです。
痛みや熱感が強い場合には、まぶたを濡らさないようにアイスノンで軽く冷やしてあげてください。
飲酒は一週間ほど控えてください
コンタクトレンズは抜糸後から可能です。
水洗いの洗顔、アイメイク以外のメイクは可能です。
抜糸まで、創部を手で不要に触る、擦るなどは控えてください。
痛みがあれば痛み止めを(処方箋→)内服するようにしてください 。
ご来院していただき、抜糸します。
軽い運動は可能です。抜糸後、翌日から石鹸を用いた洗顔、入浴が可能になります。
抜糸翌々日からはアイメイクも可能です。
傷口の赤味も時間と共に落ち着いていき、完全に落ち着くには2−3ヶ月ほどかかります。
【時間】午前 9:30~12:30 午後 14:30~18:00
【休診日】土曜午後(不定期)・木・日・祝日